伊勢へ行ってきました。
今回は斎宮歴史博物館を紹介します。
斎宮(さいぐう)とは斎王(さいおう)が住む宮です。
斎王とは天皇に代わり伊勢の大神を祀る人です。
一人の天皇に一人の斎王がいました。
天皇の娘、5才から20才までの皇女から占いで選んだと伝わります。
この歴史館で取り上げている斎王は8才の時にここにやって来ました。
天皇が崩御されるまで都には帰れませんので、旅立ちは父親との永遠の別れとなります。
奈良時代から始まる国家事業ですので、伝わるものも中途半端なものではありません。
これはなんでしょう?
「硯」です。
こうした歴史や展示品を紹介しています。
伊勢に行かれましたら、内宮とここはぜひご覧になってください。
外宮に行かないと片参りとか言うのは後から造った外宮のキャッチコピー、マーケティングの一環ですのでまぁ気にすることはありません。
気になる方は外宮からどうぞ。