伊勢へ その(2) 内宮の入り口

なぜ鏡を宮中ではなく、伊勢というこの離れた場所で祀るのでしょうか。
崇神天皇の時代「神の威が強すぎて共に住むことは出来ない」として「鏡」を宮より外に出したためです。
皇祖である天照が天皇に祟ったのです。
そのため鏡を祀る場所を求めて倭姫命(やまとひめのみこと)がこの伊勢までやって来ました。

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内宮 鳥居

ここに神宮を建てたのは
天照の生まれは日向の阿波岐原という海岸近くであり、神武天皇の出身も日向。そのため日に向かうこの地は皇祖を祀るに相応しい地であること。
強大な敵であった東海勢を制圧したことは大和の全国制覇の契機となりました。その平安が続くことを願う神宮を建立するのに東海を見降ろすこの場所が適していること。
交通の要衝であり、また水源地であるため信仰の基盤があったこと。
熱田神宮は東海地域を鎮圧した武の象徴。その熱田と伊勢湾を挟み並び立たせることで、天の安河で天照とスサノオが対峙した神話をイメージさせること。
こうした理由でこの地を選んだと考えます。

 

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by nosaphoto | 2016-04-15 16:54 | 古事記 | Comments(0)
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