漢字三千年 東京富士美術館

漢字が生まれて約3000年。
「表意」文字ですので、中国では国が滅び全く違う言語の人たちの国になっても使われ続けたとのこと。
その歴史を追った展示会です。
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卜骨占いに残った文字です。
肉眼では見えにくいのですが、全て読めています。
「辛亥に貞(と)う、また大甲(祖神の名)に歳(祭り)せんか。丙寅に
貞う、中丁(祖神の名)に歳することならんか」
(辛亥の年に大甲を祭ることはいかがでしょうか。また丙寅の年に中丁の祭りを行ってもよろしいでしょうか)

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骨の後ろに穴をあけ、そこに急激に熱を加える。熱した石でしょうか。そして骨の割れ方を見て吉兆を占います。
魏志倭人伝に伝わる卑弥呼の世界を見ているようです。

神との対話に使われた漢字も世の中の宗教性が薄れてくると「美」を追求し始めます。
装飾品にもなっていきました。
金箔に打ったものです。
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千字文。
漢字は覚えなくてはなりません。
そのために覚えやすいように漢字を並べたものだそうです。
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世界的な漢字ブームだそうです。ただ漢字を使っている国は中国と日本だけ。
貴重な展示だと思いました。
八王子の東京富士美術館で12月4日までです。

 

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by nosaphoto | 2016-11-02 16:39 | 展示会 | Comments(0)
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