天津祝詞 若干の説明付き

お正月に相応しいものと考えると、やはり「天津祝詞」かな。
で、YouTubeにいいコンテンツがありました。
穢れを払い、繁栄を祈っています。
前日の訳に間違いがありましたので、今回は少し詳しく注釈を入れてみました。



高天原に神留(かむづま)ります神漏岐(かむろぎ)・神漏美命(かむろみのみこと)もちて
    ← この時、高天原には十三柱の神々が居られたはず。男の神々、女の神々のこと
皇御祖 神 伊邪那岐命(すめみおや かむ イザナギ命)
筑紫(つくし)の日向(ひむか)の橘(たちばな)の小門(おど)の阿波岐原(あはきはら)に
   ← 日向のアワキハラ(今のシーガイヤ辺り)、川が海に出る辺りとされます
     黄泉の国から逃げてきたイザナギは、ここで禊(みそぎ)をしました
禊祓(みそぎはら)い給う時に生(あ)れませる祓戸(はらいど)の大神達(おおかみたち)
   ← 左目を洗うと天照、右目を洗うと月読、鼻を洗った時にスサノヲが生まれました
諸々(もろもろ)の禍事罪穢(まがこと・つみけがれ)を 祓い給い清め給えと申す事の由を
天津神・国津神・八百万神(やおよろずのかみ)たちともに
天の斑駒(ふちこま)の耳 振立(ふりたて)て聞食(きこしめ)せと
   ← 高天原にいるまだら毛の馬
恐(かしこ)み恐みもうす

オオカムヅミ神、守りたまへ、幸まえたまへ
オオカムヅミ神、弥栄(やさか)ましませ、い弥栄ましませ
   → オオカムヅミ神、先日は大いなるカムムスビ神と思い聞いていましたが、どうも桃の神様「オオカムヅミ神」のようです
     イザナギが黄泉平坂にあった桃の実を邪悪な者たちに投げつけて助かりました。
     お守りください、運命をお開き、益々の繁栄を願いますといったところでしょうか。

一(ひと)二(ふた)三(み)四(よ)五(いつ)六(む)七(なな)八(や)九(ここの)十(たり)
   → 先代旧事本紀にニギハヤヒ命(物部氏の祖)が地上に降りる際に、天照から神宝をいただき、
     「もし苦しいことがあれば、これらの神宝を十回振りなさい」と言われました。
     この伝承に因んだものかと思います(不詳)



[PR]
by nosaphoto | 2017-01-02 13:22 | Comments(2)
Commented by susatan at 2017-01-05 18:21
こんばんは
とても興味深く You tube も聞かせていただきました。
大祓詞のあの淡々とした抑揚を心地よく感じていましたが
こういうメロディーは 何も知らぬ私に すっと入ってきました。
勝手想像の神様の世界が 見えそうな気がしたり^^
注釈 とてもありがたいです!!
「言魂」という言葉を久々に思い出しました。
Commented by nosaphoto at 2017-01-05 19:01
すさたんさん、こんばんは。

私も大和言葉の美しさがそのまま音楽になっているなぁと感じました。
訳は「恐み恐み申す」まではどこでも同じなのか、すぐに訳も手に入ります。
そこに味付けだけするだけで楽だったのですが、オオカムヅミ神以後は自分で聞き取り解釈するしかなかったので苦労しました。
読んで頂けていると知って救われた思いです。いやホントです。
<< 久しぶりに水内へ あけましておめでとうございます >>