猫がいない?!

今回の奈良の旅では、弥生時代から古墳時代を中心に見て回りました。
邪馬台国辺りの時代です。

その時代、多くの動物が集落内や周辺におり、食したり、農耕を手伝わせたり、戦で使ったりしていたことが分かります。
魏志倭人伝には「倭国には牛、馬、虎、豹、羊、クグイ(白鳥)はいない」とあります。
埴輪で「馬」があるのは、4世紀に倭国は朝鮮半島に出兵します。
その時に連れて帰って来たようです。
d0239781_17195615.jpg
唐古鍵遺跡ミュージアム蔵

馬引きの顔には入れ墨があります。畿内でも入れ墨の風習があったことが分かります。
d0239781_17202630.jpg

鳥装の巫女の画。土器に描かれています。服の絵はシカです。シカは重要な食物であり、神聖な動物でした。
この1頭が手に入ることで、集落の何人もの人が何日も生きることができます。
d0239781_17205932.jpg
橿原考古学研究室附属博物館蔵

馬を丁寧に埋葬しています。貴重な動物であったのでしょう。
犬も埋葬されていました。
d0239781_17190013.jpg
近つ飛鳥博物館蔵

珍しい牛の埴輪です。
d0239781_17192738.jpg
唐古鍵遺跡ミュージアム蔵

リスやサルなどいろいろな動物の骨が出ています。
すっぽんは大好物だったようで、食べた後の骨が多く出てきます。
ただ見つからないのが「猫」なんです。
このころ日本にはいなかったようです。
一説によると仏教の経典と共にやって来た。
経典をネズミのなどの被害から守るために穀物に興味のない猫が最適だったとのこと。
裏を取っていないので真偽のほどは分かりませんが。
猫好きの方は邪馬台国に住むのは少々寂しいですね。

 




[PR]
by nosaphoto | 2016-10-16 17:52 | 奈良
<< 今日正式な発行日です 飛鳥寺 >>